ホームページの問い合わせを増やす方法|原因と具体的な改善ポイント10
ホームページを作ったのに、問い合わせがほとんど来ない。
このような悩みを持つ企業はとても多いです。
実は、ホームページは作っただけでは問い合わせは増えません。
営業と同じで、
- 人に見てもらう
- 信頼してもらう
- 行動してもらう
という流れが必要だからです。
しかし、サイトの作り方を少し改善するだけで問い合わせ数が大きく変わることもあります。
この記事では、ホームページの問い合わせを増やす方法をわかりやすく解説します。
- まず、ホームページの問い合わせが増えない原因を知る!
- 問い合わせを増やす具体的な改善方法をご提案!
- 問い合わせ率(CVR)の目安でサイトをチェックできる!
ホームページの問い合わせが増えない3つの主な原因
結論から言うと、問い合わせが少ないホームページには3つの共通点があります。
それは
- アクセス不足
- 信頼不足
- 導線不足
です。
まずアクセス不足とは、ホームページを見る人が少ない状態です。どれだけ良いサイトでも、人が来なければ問い合わせは生まれません。例えば人気のレストランでも、場所が分からなければお客さんは来ません。ホームページも同じです。
次に信頼不足です。ユーザーは「この会社は信頼できるのか?」をとても気にします。実績やお客様の声が少ないサイトでは、不安を感じて問い合わせを控えてしまいます。
最後は導線不足です。導線とは「問い合わせまでの道筋」です。問い合わせボタンが見つかりにくいサイトでは、ユーザーは途中で離れてしまいます。
あなたのサイトは大丈夫? 問い合わせが増えない時のサイト診断
問い合わせが少ないサイトには共通する問題があります。
まずは自分のホームページを下記のチェックシートで確認してみましょう。
- 問い合わせが増えるサイトチェック
- □ 何をしている会社か3秒でわかる
- □ 強みがトップページに書いてある
- □ 問い合わせボタンが目立つ
- □ 実績や事例が掲載されている
- □ スマホでも見やすい
- □ 問い合わせフォームが簡単
もしチェックが少ない場合は、問い合わせが少ない原因になっている可能性があります。
特に多いのが、「何の会社かわからないサイト」です。
悪い例 「高品質なサービスを提供します」
良い例 「建築会社向けホームページ制作」
このように、誰向けのサービスなのかを明確にすることが重要です。
他のチェック項目に関しても同様に改善しましょう。
ホームページの問い合わせ率(CVR)の平均
結論として、ホームページには問い合わせ率の目安があります。
この割合をCVR(コンバージョン率)と言います。
CVRとは「サイトを見た人のうち、どれくらいが問い合わせしたか」という割合です。
BtoBサイトの平均CVRは1〜3%と言われています。
例えば、
1000アクセス→10〜30件問い合わせ
という計算です。
もし月1000アクセスあるのに問い合わせが1件しかない場合、サイト改善の余地が大きい可能性があります。このようにCVRを確認すると、ホームページの問題を見つけやすくなります。
ホームページの問い合わせを増やす10の具体的改善ポイント
さて、ここからは、ホームページの問い合わせを増やすための具体的な方法をご紹介します。
その中でも特に効果が出やすい改善ポイント10件です。
①ファーストビューで”自社の強み”を伝える
Web業界では、ユーザーはサイトを開いて3秒で判断するという言葉があります。3秒という数値に根拠はないのですが、ユーザーは短い時間でこのまま読むかどうかを判断するのは確かです。
例えば、
悪い例 「高品質なサービスを提供」
良い例 「建築会社専門のホームページ制作」
このように、誰向けのサービスかを明確にし、それがファーストビューで伝わるようにすることが重要です。
ユーザーは相談するメリットを知りたいと思っています。
強みを明示することで確実に選択候補入りさせましょう。
②問い合わせボタンを目立たせる
問い合わせボタンが小さいサイトは意外と多いです。
ユーザーは問い合わせをしたいと思ったときにボタンを見つけられないと別サイトへすぐに移動してしまいます。
そうならないために例えば、
・色を目立つ色にする
・ページ上部に配置
・スクロールしても表示される
といった簡単な改善だけでも、問い合わせ率が上がることがあります。
③CTA(コール・トゥ・アクション)の文言を改善する
CTAとは「行動を促すボタン」のことです。
悪い例
・「お問い合わせ」とだけ掲載
良い例
・無料相談はこちら
・30秒で問い合わせ
・無料見積もり
ユーザーが気軽に行動できる言葉にすることが重要です。
④実績や事例を掲載する
ユーザーは「この会社に依頼して大丈夫か?」を必ず確認します。
サイトはリアル店舗と違い、
オンライン上に作られる「会社の窓口」です。
そのためユーザーは「実績」や「事例」を見て信頼できる会社かどうかを判断します。
下記のようなものが掲載できないか検討しましょう。
例
・制作実績120社
・導入企業一覧
・成功事例
・受賞歴
・メディア掲載歴
特に、具体的な数字があるとさらに信頼性が高まります。
例)創業〇年、事例数〇件など
「実績が少ないから書けない」という場合は?
実績以外でも信頼は作れます。
例えば
・代表者プロフィール
・制作の流れ
・サービスの考え方
・専門ブログ
こうした情報で、ユーザーに会社の考え方を理解させることができるのです。このように実績が少ない場合は、専門知識や会社の姿勢を見せることが信頼につながります。
⑤お客様の声を掲載する
第三者の評価はとても強い信頼材料になります。
例
・お客様のコメント
・導入後の成果
・写真付きインタビュー
などがあると効果的です。
さらに、満足していただいたお客様にはGoogleマップで評価とコメントをもらうと、より効果的です。
Googleマップの評価は、あなたが思う以上にユーザーが参考にしています。
⑥問い合わせフォームを簡単にする
入力項目が多いフォームは離脱の原因になります。
まずは、問合せをうけた後にやり取りを通じて関係が深まった段階でより詳細なお客様情報を取得することがおすすめです。
悪いフォーム(項目が多すぎ)
・名前
・カナ
・メール
・電話
・会社名
・住所
・予算
良いフォーム(必要最低限までに少ない)
・名前
・メール
・相談内容
ただ入力項目を減らしただけでも、問い合わせ率が上がることがあります。
ただし、問合せのハードルが下がるということは、リードの質は下がる可能性もあります。
どの程度減らすかは、バランスを調整する必要があります。
⑦スマホで見やすいサイトにする
業種にもよりますが、現在はスマホからのアクセスが半分以上です。
チェックポイント
・文字が小さすぎない
・ボタンが押しやすい
・表示速度が速い
・大きな画像などでレイアウトが壊れていない
⑧料金を掲載する
料金が全くわからないサイトは、問い合わせをためらう原因となります。
業種によっては、単価を出せないといったこともあると思いますが、見積もりの際の基準や考え方だけであれば掲載できるのではないでしょうか。下記を参考に見積もりの目安だけでも掲載すると良いでしょう。
例
・制作費用の目安
・プラン例
・料金事例
・過去の参考見積
・見積もり算出するときの考え方
⑨よくある質問(FAQ)を作る
ユーザーは問い合わせ前に不安を解消したいと考えています。お客様から問われる質問は共通していることがほとんどです。お客様から聞かれやすい質問をFAQとして掲載しましょう。
例
・制作期間は?
・費用はどれくらい?
・相談だけでも可能?
また、このFAQはSEOにも非常に効果的です。
⑩専門ブログを作る(SEO†・AI検索対策)
ホームページのブログ記事は、検索からアクセスを集める重要なコンテンツになります。
そもそもアクセスが少ない場合は、まずはこの対策から始めることが重要です。
- † SEOとは、Googleなどの検索結果で上位表示されるようにする対策です。
例えば
・ホームページ制作のコツ
・SEO対策
・成功事例
などの記事を書くことで、検索からのアクセスが増えます。
アクセスが増えれば、問い合わせのチャンスも増えます。
ここでは概要のみ簡単に紹介しました。
ホームページ改善で問い合わせが増えたある事例【成功パターン】
以上のようにホームページは改善することで問い合わせ数を伸ばすことが可能です。
これは、私の担当したある個人経営の会社の例です。
ブログからのアクセスで一定程度のアクセスがあるのに、問い合わせはわずか月1件でした。
そこで次の改善を行いました。
改善内容
・ファーストビュー(†)改善
・実績ページ追加
・問い合わせボタン追加
- †ファーストビューとは、サイトを開いたとき最初に表示される画面です。ここに強みを書くだけで、ユーザーの興味を引きやすくなります。
この改善で、
月1件だった問合せが月8件にまで伸ばすことができました。
今すぐできる改善だけでしたが、はっきりと効果が出ました。
ホームページの問い合わせについてよくある質問
問い合わせが来ない原因は?
・アクセス不足
・信頼不足
・導線不足
の3つが原因です。
ホームページの平均CVRは?
アクセスはあるのに問い合わせが来ない
・CTAが弱い
・強みが伝わっていない
・信頼情報が少ない
まとめ|ホームページは改善で問い合わせを増やせる
結論として、ホームページの問い合わせは改善によって増やすことができます。
多くの場合、問い合わせが少ない原因は
- アクセス不足
- 信頼不足
- 導線不足
です。
例えば
- 強みをわかりやすく書く
- 実績を掲載する
- CTAを改善する
こうした改善を行うだけでも、問い合わせ率は大きく変わる可能性があります。
ホームページは作って終わりではなく、
改善を続けることでホームページの問い合わせを増やすことができます。
定期的に見直しを行い、ユーザーが使いやすいサイトにしていきましょう。
もし現在のホームページで問い合わせが少ない場合はサイト設計そのものに原因がある可能性があります。オフィスアンツでは問い合わせ導線を設計する 「誘導中心設計」でサイト制作を行っています。お気軽にご相談ください。
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成果が出るホームページ制作の中小企業が知っておくべき全手順加藤春樹
WEB制作歴25年・受注件数約2,000件の実績をもつウェブディレクター・デザイナー・プログラマー。 日清食品やJR東日本、尚美学園大学など大企業/学術機関のウェブ制作にも多く携わってきた経験がある。 独自の「誘導中心設計」に基づくホームページを制作し、サイトからのイベント集客を2倍(1,500人→3,000人)にするなど、「売れるホームページ」作りに定評がある。