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情報整理と仮説立て

文/ 加藤春樹

情報整理をし、仮説立てをするステップです。
「え、先に調査では?」と思うかもしれませんが、手元の情報だけで仮説立てを、先に行ってしまいます。
なぜならば、”仮説思考”が大切だからです。
刑事さんは、わかっている情報だけからまず犯人の見立てをしますよね。
サイト制作でも、まずは手元の情報だけで仮説を立ててしまうのです。
ただ、ぼーっと調査するより、「こうではないか?」と洞察することで思考がより高まります。
そうすることで、圧倒的に多くの気づきを短期間で得ることができます。
このステップでは、情報を整理し、ターゲット像や買う理由などを白紙の状態で仮説立てを行います。

情報整理と仮説立て

まず、こちらから記入用のシートをダウンロードしてください。
  テンプレート 資料ダウンロード(準備中)

ダウンロードしたら、下記の手順で記入していきましょう。(記入しやすいところでも構いません)
その過程で、浮かんだアイデア、気づきは非常に重要ですので、忘れないようにメモします。
ただ整理するだけでも得ることが多いのです。

1.ビジネス全体像を可視化する

商品・サービスが、どのように認知され購買されたているか、「ビジネス全体像図」として整理します。

a.ステークホルダー(利害関係者)を洗い出す

まず、あなたのビジネスにとって重要な”ステークホルダー=人(組織)”をリストアップします。
その際に、ニーズが違う顧客は分けて記載します。
たとえば、”エンドユーザ”は安さを求めますが、それに対して”販売店”は利益を求めます。

ステークホルダーの例(WEB制作会社の場合)
・(制作依頼をする)直接のお客さま企業
・(お仕事依頼してくる)同業者/代理店
・単純に紹介してくれる人

b.商品・サービスの流れを図示する

次に、商品・サービスの売り買いを矢印で図示します。

c.集客の流れを図示する

最後に、集客すなわち登場人物があなたの会社をどのようにして知ることになったかということを図に書きこみます。

d.作業中の気づきはメモをする

「こんな人も新たな客になるのかも」と、もし気づきがあればメモしましょう。
この図を俯瞰することで、「誰」が顧客、「どうやって」あなたのこと(WEBサイト)を知ったのかが明らかになります。

ターゲット

前項で洗い出した顧客を、ターゲットとして分類します。
分類の基準は、ニーズの違いです。ニーズが違うと感じ方や行動に違いが生まれるためWEBサイトを設計する前には確認しておきたいのです。

その例として…、
エンドユーザには「低価格」が刺さりますが、販売店には「高い利益率」の方が刺さりますよね。

以降の制作ステップで、このターゲットは繰り返し見直すことになります。
しかし、仮説思考でこの時点でのターゲットを決めてしまいましょう。

「商品・サービス」、「競合・代替品」そして「ベネフィット」をターゲットごとに決める

商品・サービスとベネフィットを検討します。
各々、前項のターゲットごとに作成してください。

商品・サービス

あなたの商品・サービスの特徴、強みを記入します。
その商品に対する思いや自社のコンセプトも書きこみます。
例)サイクロン式の掃除機である、頑丈である

競合・代替品

お客さまが商品購入する前に、比較するであろう競合・代替品をまとめます。
特に、代替品は見落としてしまいがちです。
その上で、前項の強みが「本当に強みと言えるか」もう一度検討しましょう。

代替品の例)
スピーカーメーカーにとってイヤホンは代替品
(いい音で聞きたいというニーズをイヤホンが満たしてくれるので)

ベネフィット

お客さまには、「どう表現したら刺さるか」というのがベネフィットです。
たとえば、「サイクロン式の掃除機」と言われてもメリットを感じません。
その一方で、お客さま目線での表現に変え、「吸引力が変わらなず、掃除の途中で中断されない」とするとグッと刺さりそうですよね。

現状の問題点

問題点

現状のWEBサイトの「うまくいっていない点」を洗い出します。
同時に、その問題点に関しての解決案も記載しましょう。

・「東京 WEB制作」での検索上位に来ない
→お悩み記事が足りないのではないか?

特に、下記はありがちな問題点であるため要チェックです。
・集客がうまくいっていない
・必要なコンテンツが無い、あるいは、そこへ誘導できていない
・問い合わせ(購入)への誘導ができていない
・そもそも商品に問題がある
問題点が洗い出せたら、解決するときの優先順位をつけておきます。

良い点

現状のWEBサイトの良い点も洗い出しておきます。
このことで改悪になることを防ぎます。

目標

「1.目的を立てる」で決めた具体的な目標を記載しておきます。

その他

上記以外に気づいた点なども記載しておきます。

この記事を書いたのは

加藤春樹

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ディレクター
WEB制作に約20年たずさわり、ECサイトやファッションブランドサイトなどさまざまな業種のホームページを制作しました。”成果のでる”ホームページを目指し、日々努力を重ねています。
WEBマーケティング、WEB制作に関する記事を執筆します。

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